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京都のお話
2004年京都にて。京都の見所って何よ、というお尋ねがありましたので。
京都だから面白い、っていうのは、私にとっては間違いなく「歴史があるから」です。
どの地方にいってももちろんその土地土地の歴史はあるわけですが、
残っているのは「伝説・民話」の類がほとんどで、
まあ、それはそれで面白いし好きなんですけど。
京都の歴史は史実として残っている=実際存在していた場所、物、が今でも残っている。
これってすげーことだと思うのですよ。
京都以外で、1000年以上前のものが集中的に存在している場所って奈良くらいですし。
(奈良より京都のほうが人気が高いのは多分交通の便が良いから)
昔の人が何を思って寺を建立し、
嵐山の紅葉をどんな風に楽しんだのか。
鞍馬の山奥に何の影を感じていて、
大文字焼きにどんな思いを寄せていたのか。
昔に思いをはせる切欠がこんなに溢れている街は他にないんじゃないかと。
イメージ(想像)することが好きなら、京都は楽しい場所だと思います。
でまあ、学校関係なく2回も3回も行ってるわけで(笑)
最近の修学旅行は九州が人気とのことで。
熊本には行ったことがありますし、非常に楽しかったですが、修学旅行で何をするんだろうと思うとピンと来ないですねー。
ま、学校の修学旅行なんて、自由時間のない限りどこ行ったって大して楽しくないし!とか言っちゃいますが!(爆)
で、おもむろに写真の話に飛びます。
おそらく注釈も不要でしょうが、写真の場所は伏見稲荷です。
朝早く人のまばらなうちに、一回り回ってきたのですが、
一歩一歩、足元を確かめながら登っていく途中で、
ふと顔を上げたときに、この写真の景色が目に入りました。
正直、圧倒されました。
連なって見えるこの鳥居の一つ一つが、人の祈りだと思えたから。
鳥居そのものの建立は昭和後期以降の日付が大半でしたが、
でもずっと昔から同じように、ここには人の祈りが連なっていたのだと、
自分は今その中にいるのだと、
そう感じました。
あるいはそれは、欲望と似たような思いが込められているだけかもしれないけど
鳥居の朱が、血を流すような悲壮な思い入れにも思えて
少し身が寒くなったのを覚えています。
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