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とりあえず一つの、冴えてないやり方
こちらも前々から何か書きたいなーと思っていた記事。戦争記事2@リクエストDJは君に語りかける
確かに昨今、戦争を美化しているのではないかと感じるような作品が増えてきている気がしますね。
「俺は、君のためにこそ死ににいく」も確か今日公開でしたっけ。
映画を見ているわけではないので誤解があるかもしれませんが、
このタイトル自体にはどうにも違和感と言うか、納得できない感じを抱かずにはいられません。
今、私は、こう思っています。
戦争は死にに行く所じゃない。
人を、人間を、殺しに行く所だ。
誰かを守るために死ぬことを美化し、
そのために死んでいった人を美化し、
彼らの特攻によって命を落とした敵兵のことは何も教えないまま。
死んだ敵兵が守ろうとしたものを、なぜ知ることはないのですか。
勝者だろうと敗者だろうと、戦争は人を殺す。
強者だろうと弱者だろうと、戦争は人を殺す。
当時英雄と呼ばれたのは、守る為に散っていった兵士じゃない。
多くの敵を倒し、殺し、排除した人間のはず。
特攻を「勇気」であり「愛」であり「誉れ」であると謳うのと、
自爆テロを「勇気」であり「神への愛」であり「誇り」であると謳うのと、
一体、何が違うのですか。
多くの命を犠牲にし、守られ、残された人々が平和を求めたのは、
二度と近親者が戦争で殺されたりしないようとに願っただけじゃないと私は思っています。
生き残り、戦地から戻った人々の胸には、きっとこんな願いもあったと思うのです。
「二度と戦争で、誰かの命を奪ったりしないで済むように」と。
戦争に向かう流れを感じ、それに危機感を募らせるなら、
死ぬ覚悟を、戦う覚悟を決めるより、
何が何でも生きる覚悟、戦わない道を決して諦めない覚悟を決めて欲しい。
そして、その時代を生きた全ての人へ。
あまりにも戦争を知らなすぎる私たちに、どうか語ってください。
傷を晒せばその傷は痛むでしょう。
でも、痛みを知らないまま喜んで死のうとする勇気なんて、
平和を願ったあの日、誰もそんなもの望んでいなかったはず。
最後に、紹介した記事にたまたま上っていたGoogleアドセンスから。
北は悪ですか 米英は鬼畜でしたか? 錯覚と戦争の原因、善悪中毒!
広告主@平和の絵本(宗教や思想団体ではありません、とりあえず絵本を読んでみてください)
憂国の若きサムライたちへ(上記サイト内記事。あまりにも今回の記事に当てはまるので抜粋リンク)
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Comments
by カワセミ
お久しぶりです。
平和の絵本のサイトに行き、すべての絵本を読みました。「一輪の花」を読んで、大統領とかつて大統領の国が傷つけた人々が一緒に泣くシーン以降ずっと泣きっぱなしでした。「愛と敵」も、善かれと思うことを押し付けることが相手にとって恐怖となるというメッセージが込められていて、深く考えさせられました。素敵なサイトを教えていただきありがとうございます。
yuhiroさまが書かれていたように、私も最近、戦争を美化するメッセージの多さに辟易します。戦争には必ず殺される相手がいることに目をつむり、自国の被害と自国が立派に戦ったことのみを強調する、そんなメッセージが溢れているように感じます。私が自分や愛する人々の平穏を願い、自分の暮らす地域を愛しているように、他の国の人々も自分や愛する人々の平穏を願い、自分の暮らす場所を愛しているというのに。
私も特攻と自爆テロは、全く変わらないように思いますし、私は特攻も自爆テロも、単なる「殺人のための自殺」と考えます。個人の生存本能を潰すくらいの強い思い込みは見事だと思いますが、そこに美しさは一切見出せません。祖父の兄が靖国にいるそうですが、彼を愛した人々は靖国に祀られることよりも、生きて帰ってくることを切に願っていました。また、私が関わる戦争を知る世代の方々は、顔をしかめて戦争の悲惨さを語るか、口を閉ざしてしまいます。戦争を知らない人々だからこそ、「戦争の美しさ」に酔いしれるのだと思います。
暴力(戦争)は賛成することよりも、反対することの方が難しいと思います。暴力に賛成する理由は、「あいつらが自分達に不利益をもたらすから、悪いんだ。」と言えば十分ですが、暴力に反対するためには、自分達に不利益をもたらす存在に対して、暴力を振るわない理由を説明しなければならないし、不利益をもたらされないようにする対策まで考案しなければ納得してもらえないからです。けれども、困難でも、『戦わない道を諦めない』でいたいと思っています。
ありがとう by 東郷 潤(平和の絵本)
夕色さん、カワセミさん、どうもありがとうございます。
http://peacepicturebook.blog29.fc2.com/blog-entry-256.html
これからも頑張りますので、応援、よろしくお願いします。
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